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【コロナ後の世界】ハワイの挑戦 観光旅行は再開されるのか?

2020.07.03


【7月14日 一部内容を更新しました】

昨年ついに観光客の総数が1,000万人を突破したハワイ! そして、年間で156万人の日本人がハワイの休日を満喫しました。

他のリゾート同様に観光で成り立つハワイ州も新型コロナウィルスの影響で非常に大きな損失を被りました。一瞬にして大量の観光客が消滅してしまったのです。

まずは新型コロナウィルス蔓延後のハワイ州の動きを見てみましょう。
・3月26日~ STAY at HOME (不要不急の外出禁止)
・5月 7日~ SAFER at HOME (自宅待機)
・7月 1日~ ACT with CARE (注意して行動)
・6月16日~ ハワイ在住者のハワイ州内の島間移動時の14日間の自己隔離措置の廃止

この3カ月間にわたる経済活動の停滞により、ハワイ州では二十数万人の失業者が生じました。実は外国人の受け入れ再開に関して、ハワイ州はグアム州の動きをじっと見守っているという噂がありました。新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない米国本土からの観光客よりも先に、比較的感染状況が落ち着いている日本や韓国・台湾などからの観光客に対して先に門戸を開こうという内容でした。
しかし、ハワイ州政府もそんなに悠長に各国との調整に時間をかけてはいられなかった様子です。

6月10日にデビッド・イゲ・ハワイ州知事は記者会見を行い、ハワイ州外からの来島者(米国本土から来島する米国人も含む)への14日間の自己隔離措置を6月30日から7月31日まで延期することを発表しました。違反した場合の罰則付きです。ワイキキビーチでSNS用の写真を撮ることすら許されませんでした。

それからわずか2週間後の6月24日に事態は急展開します。
州知事はハワイ州外からの来島者(米国人及び外国人)を対象としたPCR事前検査プログラムを8月1日より開始し、来島を促進する施策を発表したのです。経済の活性化と感染拡大阻止との狭間の中で、まさに背に腹は代えられない決断でした。
8月1日以降、ハワイ州へ旅行する外来者は到着する72時間以内にPCR検査を行い陰性を証明する書類を提示すれば14日間の隔離措置が免除されることになりました。同時にハワイ州に到着後、検温を行いトラベル&ヘルスフォームに必要な情報を記入する必要があります。陰性証明書を取得出来ない来島者には14日間の自己隔離措置が継続して適用されます。

※イゲ・ハワイ州知事は7月13日、感染拡大が止まらない米国本土からの観光客の来島は非常にリスクが大きと判断し、隔離免除措置を8月1日から9月1日へ延期する事を表明しました。


この決定は比較的容易にPCR検査を受けられる米国本土や他の諸外国からの来島者を率先的に誘致し、経済活動を徐々に復活させながらも、感染拡大リスクは最小限に抑えようという州政府の意図が汲み取れるものです。来島者の健康に留意しながらも、ハワイ在住者の感染リスクを避けるという意味では、かなり思い切った判断になります。島内の医療体制が決して盤石とは言えないハワイで、米国本土や諸外国からの観光客を受け入れることは決して安易なことでは無いと言えるでしょう。ハワイ州政府はホテル従業員や空港従事者・レストラン・運送業など最前線で働く人々の感染リスク回避に相当な注意を払わなければなりません。

PCR検査と英文の陰性証明書の取得は今の日本人にとっては非常にハードルの高い課題になっており、ハワイ州の意図には添えないのが現状です。成田空港や関西空港にPCRセンターが設置され、容易にPCR検査が受けられるようになるまでに、あとどのくらい待てば良いのか・・・? ハワイへの観光旅行再開時期はまだ相当先になりそうです。



 

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