ANA、燃油サーチャージ8月以降は更に値上げへ。天井が見えない状況に。
燃油サーチャージ、2022年8月~9月発券分の金額が確定
全日空は、2022年8月から適用する燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を発表しました。2022年8月1日から9月30日に発券する日本発の海外航空券に適用されます。8月以降の燃油サーチャージは、この制度発足以来の最高値を更新します。
急激に進む円安や世界的な原油高の影響で、燃油サーチャージは値上がり基調が続きます。北米・欧州線の場合往復で98,000円、ハワイ路線でも往復で62,200円という非常に高額な燃油サーチャージが航空券代とは別に徴収されます。燃油サーチャージは、直近2ヶ月平均のシンガポールケロシン(ジェット燃料)の市況価格を基準としています。今回の適用基準は、今年3月から4月の2か月平均を基に算出されています。