フィリピン政府、コロナ19感染拡大状況に備え「ワクチン パスポート」導入支持を発表
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フィリピン政府は、新型コロナウイルス(以下、コロナ19) 拡大状況に備え、海外旅行客のための『ワクチン パスポート』導入を支持すると発表した。
フィリピン移民局(BI)は、海外旅行客のための『ワクチン パスポート』の導入を支持するとし、フィリピン国内の空港での出入国に必要な処理の速度を上げ、旅行産業の復興を促進すると述べた。
『ワクチン パスポート』は、世界的なコロナ19の感染拡大による旅行産業の壊滅を懸念する国際航空運送協会(IATA)が開発に入ったもので、保健当局が乗客のコロナワクチン接種および陰性確認書を発給すれば、政府と航空会社が二重に真偽を確認する方式で、来年第1四半期までの商用化を目指している。
フィリピンは、コロナ19の世界的な流行以降、観光産業に大きな打撃を受けており、これを打開するため様々な政策を施行中である。しかし、国際航空便が再開されない限り、観光産業の回復は依然として厳しい状況が続くのみだ。
フィリピンは政府は、大統領の行政命令で、コロナ19ワクチンに対する緊急使用許可を出すよう準備を進めている。フィリピン保健長官は来年3~4月ごろ、ワクチン接種の開始を見込んでいるようだ。