今年 フィリピンのクリスマスは寂しくなる?コロナ19感染拡大に規制強化
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全国民の80%以上がカトリック信者であるフィリピン。今年のクリスマスは例年に比べ寂しくなる見込みだ。
フィリピンの首都圏にあたるメトロマニラに属する各市の市長が、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ19)感染拡散を防ぐため、クリスマス防疫規則をまとめたためだ。
複数の現地メディアは、メトロマニラのすべての市長は、公共の場所でクリスマスパーティーを開催することを禁止する行政命令を下したと報じた。
更に「クリスマスキャロルを歌うことも禁止となった」と付け加えている。
フィリピンの保健当局は、メトロマニラと近隣地域、ダバオ市などに対する、コロナ19の防疫レベルを年末まで「一般的社会的隔離(GCQ)」に維持すると公表している。
対象地域では公共交通機関ど商業施設の営業が制限的に認められ、宗教行事にも収容可能人数の10%までしか参加できない。
フィリピンでは、3月中旬から8カ月以上マニラを中心に移動を制限するなどコロナ19防疫措置が取られているが、最近でも1日に1千人以上の新規確定者が発生し、累積確定者が43万人を超えている。