フィリピン伝統酒 ランバノグ(Lambanog)に要注意! 現地で死亡者の報告も
2020.01.11
フィリピン旅行に関する最新情報をお届けするミッドパックツアーです。
フィリピン旅行の際、目にしたり勧められることの多いフィリピン伝統酒「Lambanog」に関する情報です。
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フィリピンでココナッツで作った伝統酒「Lambanog」を飲み、少なくとも11人が死亡したとのニュースが飛び込みました。 
昨年12月23日(現地時間)、複数の海外メディアによると、フィリピン・ラグナ州とケソン州で 「Lambanog」 を飲んだ人たちが異常症状を見せ病院に搬送されました。
フィリピン当局の発表によると、少なくとも11人が死亡しており、300人あまりが病院で治療を受けていたようです。
異常症状の原因は「メタノール」と判明しており、 ココナッツを蒸留して造ったお酒 である「Lambanog」から メタノール の含有量が高く出たと伝えられました。
一般のお酒にも微量の メタノールが含まれてはおりますが、過度であれば失明または死亡に至る可能性もあります。
特に 「Lambanog」 製造工程に対する安全指針や規制もないため、フィリピンではこのような事故が繰り返されているようです。
フィリピン旅行を計画中でしたら現地で伝統酒を飲む時は注意が必要です。
※ランバノグ(Lambanog)とは
フィリピン地酒ランバノグは、ココナッツの花蜜から生まれた蒸留酒。一口含めば、南国の太陽と潮風の香りが口いっぱいに広がると好評を受けている。
ラム酒に似た芳醇な香りと、40度の力強い味わいは、ストレートやロックでじっくり味わうのがおすすめ。炭酸やジュースで割ってカクテル風に楽しむのもおすすめ。
日本ではまだ珍しいランバノグだが、ココナッツ関連の通販サイトや洋酒専門店などで購入可能。
