JAL、ANA 2023年8月以降の燃油サーチャージ発表!原油価格が下落傾向
JALとANA、2023年8月~9月発券分の燃油サーチャージを確定
日本航空と全日空は、2023年8月1日発券分から適用する燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を発表しました。
2023年8月1日から2023年9月30日に発券する日本発の海外航空券に適用されます。
2022年10月に過去最高値を更新した燃油サーチャージは一旦は足踏みしましたが、下降し続けています。
2023年6月、7月発券分までは、JALとANAともに値上げしていましたが、2023年7月以降、原油価格が下落傾向にあることから、燃油サーチャージも値下げされたと見受けられます。
燃油サーチャージは、直近2ヶ月平均のシンガポールケロシン(ジェット燃料)の市況価格を基準としています。
今回の適用基準は、2023年4月から2023年5月の直近2か月平均を基に算出されています。
日本航空の算出基準は、1バレルあたり93.12米ドル、為替換算レートは1ドル=135.35円となっています。
2022年10月に過去最高値を更新した時の燃油サーチャージの基準では、1バレルあたりのジェット燃料費用は151.56米ドルでしたので、
燃料代は4割近く値下がりしたことになります。